老健で働こう~看護師の職場ガイド~ 老健で働こう~看護師の職場ガイド~
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介護やリハビリを行う老健で働く看護師の役割とは

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  • 老健で働くための基礎知識

    まずは概要をおさらいしておきましょう。老健は入院の必要はないものの、心身機能が不十分で自宅での生活が難しい人が在宅復帰に向けてリハビリを行う施設です。在宅復帰機能が強い施設は入居者の回転率も高いため、スタッフにはスピード感が求められています。老健は看護師の配置が義務づけられているため、日中は看護師が常駐しています。夜間は義務づけられているわけではないので施設の決定に従うことになりますが、多くの施設では交代制を導入して夜間も看護師を配置しています。

  • 医療的な責任をすべて背負う重み

    医師が不在の場合は看護師が判断して指示を出しますが、医師のように治癒方法についての知識を持っているわけではありません。そのような状況で判断をすることに大きなプレッシャーを感じてしまう人もいます。体力的な負担が少なく転職先として人気がある老健ですが、興味だけでは長く続けていくことはできないでしょう。医療的な責任を負う不安を克服するためには日頃からよく観察していち早く異常を察知できるようにしたり、緊急時の対応を前もってシミュレーションしておいたりすることが大切です。

  • 成功率を高めるポイントを知る

    入居者の在宅復帰をサポートする老健は看護師の転職先として大きな注目を集めていますが、転職を成功させたいならしっかりと準備してから行動することが大切です。そのために押さえておきたい3つのポイントを紹介しますので参考にしてください。まずは「自己分析」です。自己分析をすることで転職の理由や将来像、希望条件などが明確になります。また「条件に優先順位をつける」のも求人を絞り込むのに必要です。転職は人生を左右する決断なので悩みがつきものです。「身近な人に相談」してアドバイスをもらいましょう。